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和歌山公園動物園で恒例のヒツジの毛刈り 一足先に夏の装い

毛刈りの順番を待つ「つかさ」(手前)

毛刈りの順番を待つ「つかさ」(手前)

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 和歌山公園動物園(和歌山市一番丁)で5月2日、恒例のヒツジの毛刈りが行われた。

スッキリしたいでたちの「つかさ」と「あずき」

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 品種改良で毛が生え変わらないヒツジが涼しく健康に過ごせるよう毎年行われている同作業。同園で飼育するヒツジはメスの「あずき」「つかさ」の2頭。

 この日は飼育員5人と市民ボランティア「わかやまフレンZOOガイド」のメンバー1人が逃げるヒツジを捕まえて順番に毛刈りを行った。今年もバリカンは不調のためハサミで毛刈りを行い、約2時間後、スッキリしたいでたちになった2頭からはそれぞれ3.98キロと3.19キロの羊毛が刈り取れた。

 居合わせた来園者たちは「初めて見た。あんなにたくさんの毛が取れるなんて」「暑くなってきたから涼しくなっていいね」などと話していた。

 開園時間は9時~17時。入園無料。

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