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「鉄道むすめ」にJR西日本和歌山支社「黒潮しらら」 アロハシャツで背中にパンダ

JR白浜駅に設置された「黒潮しらら」のパネル

JR白浜駅に設置された「黒潮しらら」のパネル

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 「鉄道むすめ」シリーズに10月14日、JR西日本和歌山支社の制服を着たキャラクター「黒潮しらら」がデビューした。

「黒潮しらら」のお披露目のため、JR白浜駅で職員がアロハシャツを着用しPRを行った様子

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 「鉄道むすめ」は、鉄道模型などの玩具製造会社「トミーテック」(栃木県)がフィギアなどさまざまな商品で展開する女性キャラクター。鉄道事業者の制服を着用し、駅名や路線名にちなんで名付けた60以上のキャラクターが存在する。県内では和歌山電鉄の「神前みーこ」に続く2人目。

 しららは、白浜駅の運輸管理係(駅員)。「人と接するのが好きで、愛情と思いやりにあふれたあいさつが好印象」「動物好きで、一番好きな動物はパンダ。動物の駅長が好きでしばしば会いに行く」という設定。同駅は夏季に観光客や地域の方に親しんでもらおうとアロハシャツで業務を行うことから、しららもアロハシャツに身を包む。

 名前は同社の列車名や観光地名に由来。名字は京都~新宮駅間を走る「特急くろしお」、名前は白浜駅近くの「白良浜(しららはま)」から取った。

 6日に同社がキャラクターイラストを発表するとSNSで話題になり、発表翌日にはファンによってまとめサイトが作られた。ツイッターでは多くのイメージイラストが公開される人気ぶりだ。

 同社の福山和紀さんは「鉄道むすめは通常、鉄道会社の制服を着るが、今回は和歌山支社の特徴を出すために、当社で唯一オリジナル制服がある白浜駅の制服を着る。全国のJR6社から初の鉄道むすめがデビューしてうれしい」と話す。

 14日から白浜駅構内には記念撮影用のボードを設置。今季のアロハシャツ着用期間は終わったが、14日・15日は駅員がアロハシャツを着て乗客を迎えた。

 「地方の鉄道会社として地元に密着した鉄道むすめを作りたいと思って約1年4カ月。黒潮しららは、まるで自分の娘のようにかわいいので、たくさんの人にかわいがってもらえれば」と福山さん。

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