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JRきのくに線の芸術祭に「学ぶ」特別列車 日帰りで地域学習や避難体験

2016年11月に実施した「鉄學」モニターツアーの様子

2016年11月に実施した「鉄學」モニターツアーの様子

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 JRきのくに線の串本駅~新宮駅間で10月28日、避難体験とスタディーツーリズムを組み合わせた「鉄學(てつがく) with 紀の国トレイナート」の特別列車が運行される。

天然記念物の橋杭岩

 10月1日から同線沿線で始まる芸術祭「紀の国トレイナート」とのコラボ企画。串本駅から始まり、橋杭岩、九龍島・鯛島、王子が浜、新宮駅まで紀南の観光名所を回りながら、津波からの避難を想定し列車から飛び降りる津波避難体験や、ジオスポット・きのくに線の特別講義、各駅で展示されるアート作品鑑賞を行う。

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 参加者が学びながら旅を楽しむスタディーツーリズムとして、JR西日本和歌山支社と和歌山大学西川研究室・此松研究室が共同研究する。昨年11月にモニターツアーを実施、3月に同社の定期避難訓練にも活用され、7月には県立串本古座高等学校の授業でも実施した。一般参加の受け付けは今回が初めて。

 和歌山大学の西川一弘准教授は「普段は止まらない場所での停車や列車からの避難体験など、非日常体験を楽しみながら、列車からの避難方法を習得して、いざというときに率先避難者になってもらいたい」と話す。「ツアーの見どころは、天然記念物の『橋杭岩』や雄大な太平洋を一望できる『王子が浜』、紀の国トレイナートの作品展示駅など。地元の海・山・川の恵みが詰まった特製『鉄學ジオ弁当』もお薦め」とも。

 参加費は、新大阪発着=1万3,500円、和歌山駅発着=1万1,500円、串本駅発着=6,500円。子どもはいずれも500円引き。申し込みは日本旅行Tis和歌山支店(TEL 073-436-1388)まで。