南海和歌山市駅近くの商店街「七曲市場」(和歌山市東長町)で10月28日~29日、台湾の文化が体験できるマーケットイベント「わかやま夜市」が開催される。主催は和歌山日台交流協会(中之島)。
来場者が一斉にカメラを向けた「三太子」のダンスパフォーマンス(昨年の様子)
多くの人に台湾の文化を知り、興味を持って楽しんでもらうきっかけとして企画した同イベント。昨年の第1回には約1万人が訪れた。
当日は商店街のアーケード下に、ピータンやショウロンポウ、ルーローハン、パイナップルケーキなどの台湾料理や物品販売、占い、マッサージなどのブースが約18店並ぶ。そのほか、道教や中国神話に登場する少年の姿をした神・三太子のダンスや二胡の演奏、台湾茶イベントなどを行う。
同協会会長の木村孝誠さんは「昨年は七曲市場が人で埋まってしまうほど、大変な盛り上がりとなった。開催の様子が台湾全土でテレビオンエアされて台湾でも大きな反響があった。『今年はいつするの?』という声をたくさんいただいて開催を決めた。和歌山のお店にも台湾料理で出店してもらうほか、商店街のお店も可能な限り営業してもらうのでぜひ遊びにきてほしい」と呼び掛ける。「台湾の人が運営にも参加してくれる。ボランティアも募集しているので台湾の人と一緒に盛り上げてもらえたらうれしい。この夜市が台湾との文化の架け橋になれば」と意気込む。
開催時間は、28日=16時~21時、29日=11時~18時。