プレスリリース

7月26日・27日 紀美野町の蝶研究家が県内最大規模の「蝶」の個展を開催 和歌山の自然の豊かさと 大人も夢を諦めないことの大切さを伝えたい

リリース発行企業:粋響株式会社

情報提供:




粋響株式会社(所在地:静岡県富士宮 市、代表:佐野 翔平)がコンサルティングサポートを行なっている、和歌山県を拠点に蝶の蒐集家として活動する、「むし展実行委員会」(所在地:和歌山県海草郡紀美野町、会長:猪狩元気)は、和歌山県にて、過去最大規模の個展「むし展~かわひらこ~」を開催いたします。

7月26日・27日の2日間、紀美野町文化センターで開催される本展示は、単なる標本展示を超えて、子どもたちの自然への探究心を育む教育的意義を重視した新しい形の昆虫展です。

会場では和歌山県紀美野町で採集された蝶の調査データを基にした地域密着型の展示のほか、参加型ワークショップや専門家による講演も予定。入場無料で、のべ1,000人の来場を見込んでいます。


前回の蝶個展時の様子1

前回の蝶個展時の様子2

開催概要

イベント名: むし展~かわひらこ~
開催日時: 令和6年7月26日(土)・27日(日)各日11:00~17:00
会場: 紀美野町文化センター
所在地: 〒640-1243 和歌山県海草郡紀美野町神野市場217
入場料: 無料
駐車場: 180台(無料)
主催: むし展実行委員会(会長:猪狩元気)
目標来場者数: のべ1,000人

アクセス方法
自動車: JR海南駅から約35分、駐車場180台完備(無料)
公共交通機関: JR海南駅→大十バス→コミュニティバス利用

前回の蝶個展時の様子3

前回の蝶個展時の様子4

開催の背景と意義
このイベントは、展示を楽しむだけの従来型イベントを超えた社会的使命を持っています。日本の子どもたちが直面している深刻な課題に向き合うための、教育改革の実践例として開催を予定しています。

背景となる社会課題

日本の深刻な現状を、経済産業省「未来人材ビジョン」(2022年)が明らかにしています。


経産省データを参照し独自作成した「世界の18歳の当事者意識調査」のグラフ


【国際比較データ】
・「将来の夢を持っている」18歳:日本46% vs 他国60-80%
・「社会を変えられると思う」18歳:日本18% vs 米国・中国66%

【問題の構造】
世界トップクラスの学力を持ちながら、画一的教育システムと大人社会の閉塞感(従業員エンゲージメント世界最下位5%)が「諦めの連鎖」を生み、子どもたちの夢と当事者意識を奪っている現実があります。

展示の特徴と見どころ

1. 蝶の標本展示
・猪狩氏が蒐集した約200種、500点以上の蝶の標本を展示
・羽の模様や色のバリエーションなど、自然の芸術としての美しさを体感
・和歌山県内で採集された希少種も含む多様なコレクション


2. 地域密着型の調査展示
・和歌山県紀美野町で実施された蝶の調査データを活用
・生息環境の写真パネルと季節ごとの出現マップで地域の自然環境を視覚的に紹介
・地元の里山環境と蝶の関係性を分かりやすく解説
3. 新しい切り口での展示
・蝶をモチーフにした絵画作品や文学作品の引用パネルを併設
・拡大写真による羽の構造展示でミクロの美しさを体感
・デザイン・アート・文学との結びつきを意識した構成で、これまでの「昆虫展」にはない芸術的アプローチを実現

開催実現への道のり

一人の少年との出会い
代表の猪狩氏は、2022年から個展を開催し、のべ2,000人以上が来場。その中で出会った白石くんは、小学5年生で猪狩氏の個展を訪問後、蝶に魅了され、現在中学1年生で70種類500頭以上の標本を収集、将来は昆虫学の専門家を目指すまでに成長しました。

「たった一つの展示が、一人の子どもの人生を大きく変える可能性がある」
この実体験が、2025年6月のクラウドファンディング実施の原動力となり、多くの支援者の応援により今回の県内最大規模の個展が実現しました。




このイベントが実現すること

1.大人もかつて見た夢を追いかけられるように

・代表の猪狩自身が「蝶が好き」という純粋な気持ちを貫き、挑戦し続ける生き方を実践
・二児の父として「大人になっても夢は諦めなくていい」というメッセージを体現
・来場者の大人たちにも、忘れていた探究心や好奇心を思い出してもらう

2.こどもは夢を取り上げられず没頭し続けられるように
・蝶という美しい入り口から自然科学への深い探究を促進
・学校の枠を超えた学びの場「サードプレイス」を提供
・一人ひとりの興味・関心に寄り添った多様な学習機会を創出

本イベントスポンサー様一覧

株式会社晃希

謎妖精カコちゃん

恵比寿屋みかん

銀座に志かわ岩出店

代表メッセージ



猪狩元気(いがり・げんき)むし展実行委員会 会長
蝶の蒐集家・二児の父・和歌山県在住
このイベントは、未来の子どもたちが夢を諦めず、社会で当事者意識を育む一環です。
経産省の未来人材ビジョンが求める「問題発見力」「的確な予測」「革新性」といった能力は、好きなことに夢中になる体験から育まれます。

一人の大人が本気で取り組む姿勢が一人の子どもを変え、その子どもがまた次世代に影響を与える「夢の循環」を生み出すことが、このイベントの真の目的です。

また、この展示を通じて和歌山の豊かな自然を多くの方に知っていただき、この美しい環境を次世代に引き継ぐ大切さも伝えたいと思います。

まず私たち大人が『好きなことを追いかけ続ける姿』を見せることで、一人でも多くの子どもたちの『好き』を見つけるきっかけになることを願っています。

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