▲運動場での公開練習の様子(2025年7月21日撮影)
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)では、「NIFREL(ニフレル)」(大阪府吹田市)より、2025年4月7日にメスのミニカバ1頭が仲間入りしました。来園後は、ニフレルの獣医師やキュレーターが当パークに足を運び、飼育スタッフと連携しながら、ミニカバの健康と安全を最優先にケアを行っており、バックヤードにて新しい環境に慣れるための時間を過ごしていました。
7月中旬頃から運動場で過ごす練習を始め、落ち着いて過ごすことができるようになったため、2025年8月1日(金)より公開いたします。公開初日はミニカバの大好物、スイカをプレゼントします!
【ミニカバの公開について】
■開始日 2025年8月1日(金)~
■時間 午前10時30分~午後7時00分 ※通常営業期間は午後3時30分まで
※スイカのプレゼントは8月1日(金) 午前10時30分に実施いたします。
■公開場所 ふれあい広場 ミニカバ運動場
※どなたでもご覧いただけます。
※天候や動物の体調などにより、公開を休止する場合がございます。
【ニフレルより仲間入りしたミニカバについて】
・性別 :メス
・出生日 :2021年6月18日生まれ(4歳) ※ニフレルで誕生
・愛称 :テンテン
【ミニカバについて】
ミニカバは、西アフリカの限られた地域にのみ生息するカバ科の小型種です。
■学名 :Choeropsis liberiensis
■英名 :Pygmy Hippopotamus
■分類 :偶蹄目 カバ科 コビトカバ属
■生息数:野生では2,000~2,500頭と推定され、ナイジェリアなどでは絶滅したともいわれる。
■生息地:西アフリカの森林や沼地
■寿命 :野生下 15~20年 飼育下 35~40年
■特徴 :単独で生活し、夜行性。体長約1.7m、体重約270kgに成長
■食性 :草や木の葉、果実などを食べて暮らす。飼育下では乾草、青草、サツマイモ、果物を与えています。
■繁殖 :性成熟は3~5歳。妊娠期間は約半年。
ミニカバは、日本国内では6施設でわずか14頭のみ飼育されており、生息地の破壊や乱獲により絶滅の危機に瀕しています。その現状を広く伝え、種の保存に貢献してまいります。
【アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」】
アドベンチャーワールドは、「いのちを見つめ、問い続ける。いのちの美しさに気づく場所。」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。
【SDGsについて】
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。