左から株式会社NeoRealX 代表取締役社長 安藤 聖泰、株式会社NeoRealX 平田昌史、和歌山県那智勝浦町 町長 堀 順一郎

和歌山県那智勝浦町（町長 堀 順一郎）と、XRや映像に強みを持つ 株式会社NeoRealX（代表取締役 安藤 聖泰）は、2025年5月に締結した協定に加え、このたび2025年8月1日付で新たに総務省「地域活性化起業人制度」の“企業派遣型”に関する協定を締結しました。
これにより、これまでの取り組みをさらに発展させ、地域課題の解決に向けた本格的な地域づくりのフェーズへと移行します。観光振興、AI活用、デジタル対応、SNS展開、防災など多様な分野に対して、NeoRealXが持つXR・映像・SNS活用のノウハウを駆使し、持続可能な地域価値の創出を目指します。

那智勝浦町の魅力と注目の話題
那智勝浦町は、日本一の落差を誇る「那智の瀧」や、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、熊野古道といった世界遺産に囲まれた自然と信仰の地であり、豊かな漁港から水揚げされる生まぐろや温泉、地域に根ざした祭礼文化など、唯一無二の地域資源を持つ町です。
近年では、大谷翔平選手が那智勝浦町の「生まぐろ」をドジャースのチームメイトに振る舞い、「こんなに美味しいマグロは初めて」と絶賛したことが話題となりました。
さらに、熊野那智大社および那智山青岸渡寺が、米国「TIME」誌による“世界の素晴らしい場所2025（The World’s Greatest Places 2025）”に選出されるなど、国内外からの注目が高まっています。
さらに、町は民間ロケット射場「スペースポート紀伊」の支援拠点としても注目されており、ロケット打上げ時には観覧イベントも開催されるなど、「宇宙と観光が交差する町」としての新たな魅力が生まれつつあります。
こうした多彩な観光資源と注目の話題に恵まれた那智勝浦町において、それらを有機的に結びつけ、持続的かつ広範に発信していくための戦略的な取り組みが求められています。本協定は、そうした文脈の中で、XRや映像、デジタル技術を活用した新たな地域価値の創造を担う実践的な第一歩となります。

協定に基づく取り組みのポイント
１. 映像・XRで観光、防災、文化の継承に挑戦
・那智の滝や熊野古道、祭り、漁港などをテーマに、映像やXR関連のコンテンツ制作や発信や各種助言
２. 多層型の人材体制による現地密着支援
・企業派遣型の平田昌史を中心に、シニア型制度、副業型制度も連携したハイブリッド体制
・SNS・YouTube運用を通じた戦略的情報発信、地域のPR人材の育成にも寄与
・AIなどを活用した各種デジタル施策等における助言

＜平田昌史に関する補足＞
2025年8月より、地域活性化起業人（企業派遣型）として那智勝浦町に半常駐するNeoRealX社員の平田昌史は、流通業・映像制作・観光・IT・芸能事務所・自治体連携といった多様な領域で、豊富な現場経験を有する実務家です。特に、地域文化の発信やイベント企画、映像コンテンツの制作・運用において、長年にわたり第一線で活躍してきました。
那智勝浦町においては、こうした知見を活かし、観光振興、防災啓発、文化継承などの分野でデジタル発信を推進するとともに、住民参加型の取り組みを通じて地域の魅力を掘り起こし、広く発信していく活動に注力していきます。
なお、平田の取り組みはNeoRealXとしても全面的に支援しており、SNSやYouTubeの遠隔運用支援をはじめ、企画立案や映像編集など技術面での連携体制も整えています。

コメント
■ 那智勝浦町 町長 堀 順一郎
「今回の協定により、那智勝浦町が誇る自然、歴史、文化といった地域資源に、NeoRealXの先進的なXR技術や映像、観光分野における豊富な知見を掛け合わせることで、新たな価値を創出し、未来へとつなげる取り組みが本格的に始まります。特に、観光振興や防災、文化継承といった分野において、VR/XR技術をはじめとする多彩なソリューションのご協力をいただけることに、非常に大きな期待を寄せています。」
■ 株式会社NeoRealX 代表取締役社長 安藤聖泰
「那智勝浦町を初めて訪れたとき、その壮麗な自然、重層的な歴史と文化、新鮮な海の幸や温泉、そして町の皆さまのあたたかさに、心から感動しました。こうしたかけがえのない魅力を、私たちが強みとするXRや映像・AIをはじめとするデジタル技術の力で次世代へと受け継ぎ、国内外へ発信していくことで、町のさらなる発展に貢献できればと願っています。観光、防災、文化など多様な課題に対し、那智勝浦町と共に寄り添いながら、全力で取り組んでまいります。」

株式会社NeoRealX https://neorealx.com/