智弁学園和歌山高校の応援団やチアリーダー、ブラスバンド部が8月30日、第103回全国高等学校野球選手権大会で優勝した野球部を出迎えた。
8月20日に緊急事態宣言が兵庫県にも拡大されたことを受け、22日からは野球部やその家族、教職員のみの来場に制限された今大会。現地での応援がかなわなかった応援団やチアリーダー、ブラスバンド部はこの日、同校正面玄関前で優勝を祝う口上や高校野球応援の定番曲「エル・クンバンチェロ」、同校野球部の応援曲として知られる「ジョックロック」に合わせたパフォーマンスで野球部を迎えた。
同校ブラスバンド部部長の新田こころさんは「甲子園に応援に行けなかったのは残念だったが、テレビの前で懸命に応援した。来年は後輩たちに、私たちの分まで甲子園で応援を楽しんできてほしい」と話した。