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「あがらの和歌山」シリーズ最新刊、書店に並ぶ-県内の魅力をPR

大江さんと「ええとこあらいしょ和歌山」

大江さんと「ええとこあらいしょ和歌山」

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 和歌山の魅力をアピールする書籍「あがらの和歌山」シリーズ最新刊「ええとこあらいしょ和歌山」が3月に発売され、県内の大型書店を中心に平積みされている。発行元は「紀州文化の会」(和歌山県岩出市)。

書店の「和歌山コーナー」にズラリ

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 シリーズ名の「あがら」は、和歌山の方言で「私たち」の意味。「ええとこあらいしょ」は、「いいところあるじゃん」というニュアンスだ。

 本書は同会の発行物としては10作目、「あがらの和歌山」シリーズとしては8作目。県内の著名人23人が選出した「和歌山のええとこ」コラムや駅弁の紹介、世界遺産一覧などを掲載している。全347ページ。

 同会代表の大江寛さんは「もともとこのプロジェクトは、和歌山の魅力を県外の方や若い方にも知ってもらいたくて始めた。当初はこんなに長く続けるとは思ってもいなかったが、10年、15年とまだまだ続けていきたい」と意気込む。「付属のアンケートを見る限り、読者は高齢者がメーンだが、あがらの住む和歌山のいいところを若者にも知ってもらいたい。そして、県外の友人たちにも広めていってほしい」とも。

 価格は2,200円。次号は来春発売予定。

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