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和歌山城公園動物園でヨーロッパガチョウ「おるで」誕生 

5月26日に生まれたガチョウのひな(2024年6月22日撮影)

5月26日に生まれたガチョウのひな(2024年6月22日撮影)

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 和歌山城公園動物園(和歌山市一番丁)でヨーロッパガチョウのひなが誕生した。同園が6月18日に発表した。

和歌山城公園動物園で生まれた生後2日のガチョウのひな(2024年5月28日撮影)

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 5月26日の誕生時の体重は120グラム、体長は14センチ。6月24日現在、1.4キロ、44センチまで成長した。名前は西日本の方言で「いるよ」を意味する「おるで」。ふ卵器内で卵の中にひながいることが分かるよう、飼育員が卵に「(中にひなが)おるで」と書いたことから名付けたという。現在は土曜・日曜に行う「小動物のふれあい体験」(11時~11時30分、14時30分~15時、参加費200円と餌代100円が必要)で公開している。

 ヨーロッパガチョウは野生のハイイロガンを品種改良した家禽(かきん)。ひなは黄色いふわふわした羽毛だが、成長とともに成鳥と同じ羽色になる。

 同園飼育員の堀優芽さんは「ふ化から1カ月が過ぎ、今はハクサイや粒餌など、成鳥とほぼ同じものを食べている。飼育員の長靴や靴ひもをつつきに来るなど人懐っこい性格で、飼育員に付いて歩く姿がかわいい」と話す。「これから羽毛が生え替わり大人になっていく。楽しみにしてほしい」とも。

 開園時間9時~17時。火曜定休。入場無料。

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