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和歌山のあんバタースコーンサンド店に県産レモンを使った新商品

(左から)レモンを使ったあんバタースコーンサンド「であい」「ひとり」「わかれ」

(左から)レモンを使ったあんバタースコーンサンド「であい」「ひとり」「わかれ」

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 あんバタースコーンサンド店「an and an(アンアンドアン)」が9月25日、レモンあんを使った新商品の販売を始めた。製造・販売は「クワトロ」(和歌山市友田町2)。

2024年9月13日に東京駅内にオープンした「グランスタ東京店」

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 和歌山県産レモンピールのシロップ漬けを、果汁とともに「ないとう」(新宮市)の白あんに練り込みスコーンに挟んだ同商品。あんとバタークリームを混ぜ合わせた「であい」、あんとバターを重ねた「わかれ」、あんのみの「ひとり」の3種を用意する。価格はレモン3種と小豆3種の6個セットが2,970円。定番のあんバタースコーンサンド小豆の6個セット(2,808円)、小豆とイチジクの6個セット(2,970円)も用意する。

 「アンアンドアン」は、ラウンジ「クワトロ」(友田町2)を経営する社長の内藤ひさみさんがコロナ禍の2020年、従業員の雇用を維持し和歌山の新たな名物を作ろうとブランドを設立。今年9月13日に「グランスタ東京」(東京都千代田区)に実店舗を出店した。

 内藤さんは「和歌山県産レモンの香りを楽しんでいただけたら。白あんはあっさりした味わいで、さっぱりしたレモンと相性も良い。レモンのほかにも、サンショウなどの地域食材を使った商品を用意している。箱もリニューアルしたので、土産や贈り物にもしてもらえたら」と話す。

 オンラインショップと東京店で販売するほか、工房(和歌山市津秦)での予約販売にも対応する。

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