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南紀白浜の本店限定菓子「生かげろう」がキッチンカーで販売開始

和歌山市の本町公園で「生かげろう」を販売するキッチンカー

和歌山市の本町公園で「生かげろう」を販売するキッチンカー

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 「福菱」(白浜町、TEL 0739-42-3128)が5月21日、白浜町の店舗限定菓子「生かげろう」のキッチンカー移動販売を始めた。

生クリームや果物を挟んだ「生かげろう」6個セット

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 「かげろう」は、卵や小麦、砂糖で作った生地にバタークリームを挟んだ洋菓子。1933年(昭和8年)に創業の和菓子店を経営する同社が、1967(昭和42年)年に発売した。「生かげろう」は、生地に生クリームや果物などを挟む。ラインアップは季節で変え、30種以上のバリエーションがある。賞味期限は当日限り。これまで、本店のカフェ「Kagerou Cafe(カゲロウカフェ)」限定メニューとして、常時12種ほどを販売してきた。

 キッチンカーでは、かげろうと生かげろう2~3種類などを販売。飲食店営業許可を取り、移動先での製造に対応する。

 販売初日、本町公園(和歌山市北桶屋町)では、生かげろう3種(プレーン、イチゴ、レモン)の6個セット(920円)、かげろう(10個=1,200円)などを販売した。

 同社営業担当者の津呂秀則さんは「生かげろうは、生クリームの甘さや量を1グラム単位で調整し、3カ月で数百本を試作し、後を引くおいしさを追求して開発した。販売当初は『生かげろうって何?』と聞かれたが、先日の出店では『移動販売あるの?』『白浜まで行かなくても食べられてうれしい』と声をかけていただいた。まだ生かげろうは知らない人もぜひお試しいただきたい」と呼びかける。

 今後の出店は、6月3日・4日に道の駅「四季の郷公園FOOD HUNTER PARK」(明王寺)で音楽イベント「オトグライ」(雨天中止)。6月10日・11日は「産直市場よってって」吉備店(有田川町)など。

※商品名を修正しました(2023年5月31日 20時変更)

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