「和歌山を起業家率No.1にするために」をテーマにしたトークセッションが2月16日、「和歌山城ホール」（和歌山市七番丁）で開催される。主催は「WIB（和歌山イノベーションベース）」（和歌山市中之島）。

イベント開催をアピールする上野さん（写真提供＝BABYJOB）

　同日に和歌山城天守閣で行われる、学生や起業家がビジネスプランを競う「城ピッチコンテスト」決勝戦に先立ち企画した同イベント。岸本周平和歌山県知事、尾花正啓和歌山市長、音楽家の広瀬香美さん、「タカショーデジテック」（海南市）の古澤良祐社長、「トイトマ」（神戸市）の山中哲男社長らが登壇者に名を連ねる。モデレーターは和歌山出身の「BABY JOB」（大阪市）の上野公嗣社長。

　トークセッションでは、和歌山での起業支援や施策なども紹介。後半には「城ピッチコンテスト」決勝戦の様子を会場内のスクリーンで生中継する。

　WIBは上野さんら和歌山にゆかりのある経営者が2022年1月に設立。「和歌山から日本・世界を熱くする」をビジョンに掲げ、起業家の育成や支援に取り組んでいる。

　上野さんは「オンラインが発達した今、場所に縛られず起業できる。和歌山は、知事も市長も協力的なうえ、たくさんの事業者の応援もあり、起業に適した土地柄。和歌山ならではの起業の魅力について登壇者の皆さんと掘り下げたい。このイベントを通じて、和歌山での起業に火がついてほしい」と話す。「起業を考えている人はもちろん、2代目経営者や事業承継を控えている人など、さまざまな人に参加してほしい。一人ではないことを感じ、チャレンジする高い志を得るきっかけになれば」とも。

　トークセッションは16時30分～。参加無料。イベント後は懇親会（参加費＝6,000円、事前予約制、定員＝先着100人）も予定する。