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南紀熊野ジオパークとフルーツカフェがコラボ 「ジオパークパフェ」発売

「観音山ジオパークパフェ」をアピールするスタッフ

「観音山ジオパークパフェ」をアピールするスタッフ

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 和歌山県南部で収穫された果物を使いジオパークをイメージした「観音山ジオパークパフェ」の提供が3月18日、「観音山フルーツカフェ」(上富田町南紀の台)で始まった。経営は「柑香園(かんこうえん)」(紀の川市粉河)。

「観音山フルーツカフェ」で提供する円月島をイメージした「観音山ジオパークパフェ」

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 南紀熊野ジオパーク内の白浜町の名勝「円月島」をイメージした同パフェ。白浜の青い海を青いゼリー、夕日に染まる海をユズのゼリーやミカンの果肉、串本町産キンカンの甘露煮で表現。その上に円月島の形のクッキーをのせる。そのほか、みなべ町や田辺市産の梅の甘露煮、グラノーラ、かんきつで作ったアイスクリームなど、紀南地域の味覚を取り入れた。

 同店は、田辺市で営業していた「観音山フルーツパーラー南紀田辺店」が上富田町に移転する形で同日リニューアルオープン。県や自治体などで構成し、南紀熊野ジオパークのユネスコ世界ジオパーク昇格に向けて取り組む「南紀熊野ジオパーク推進協議会」と共同でファンづくりを目指す取り組みの一環として同パフェの提供を始めた。

 同店スタッフの鈴木茄織さんは「手作りの円月島のクッキーがポイント。見た目が美しくなるよう、パフェ全体の色合いにこだわった」と話す。

 南紀熊野ジオパークセンターの金田義明さんは「ジオは、現在の景観を見るだけでなく、その地形がどうやってできたのか、なぜそうなったのかを知ることも楽しみの一つ。パフェをきっかけに、たくさんの人にこの地域の魅力をもっと知ってもらえれば」とも。

 価格は1,790円。

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