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南紀熊野ジオパークで写真コンテスト 「魅力伝わる写真」テーマに作品募集

南紀熊野ジオパークフォトコンテスト応募を呼び掛けるスタッフ

南紀熊野ジオパークフォトコンテスト応募を呼び掛けるスタッフ

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 南紀熊野ジオパーク推進協議会が現在、「南紀熊野ジオパークフォトコンテスト」の作品募集を行っている。

「南紀熊野ジオパークセンター」2階に展示されたフォトコンテスト入選作品

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 ジオパークは、「地球・大地(=ジオ)」と「公園(パーク)」を組み合わせた言葉で、地域の大地の成り立ちのほか、歴史・文化・動植物・食などを通じて、大地と人の暮らしの関わりを実感して楽しむ場所のこと。南紀熊野ジオパークは、新宮市、白浜町、上富田町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町、奈良県十津川村の一部など、10市町村エリアに、円月島(白浜町)や橋杭岩(串本町)など107カ所のジオサイトと呼ばれる見どころを設け、2014(平成26)年に日本ジオパークに認定された。2019年に情報発信や調査研究拠点として「南紀熊野ジオパークセンター」(串本町)を開設した。

 同コンテストは2013(平成25)年から始まり、今年で9回目。昨年は91人から395作品の応募があり、現在、同センター2階に入選作品を展示する。

 募集テーマは「南紀熊野ジオパークエリアの魅力が伝わる写真」。南紀熊野の魅力的な地形や風景のほか、歴史や文化、農業、漁業、地場産業など人々の営みも対象。

 センター副主査の生駒健夫さんは「応募写真の中には私たちも知らなかった場所もある。紀南には魅力的なジオサイトがたくさんあるので、有名でなくてもお気に入りの場所を探すきっかけになれば」と話す。「入賞作品を見た人からこの写真はどこで撮れるのかと問い合わせもあり、ジオパークへの関心が高まることはうれしい。今年もどんどん応募してほしい」とも。

 応募締め切りは11月30日(郵送の場合は当日消印有効)。同センター内南紀熊野ジオパーク協議会事務局フォトコンテスト係で受け付ける。

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