
和歌山市民図書館西分館(和歌山市松江)で7月12日、「本のお中元」の貸し出しが始まる。
「お中元袋」に見立てた紙袋にテーマに合わせた書籍を3~5冊封入し、袋ごと貸し出す企画。毎年年始に行う同様の企画「本の福袋」に着想を得て、2022年から行っている。
用意する袋は、赤ちゃん、幼児(以上、絵本5冊入り)、小学校低学年、中学年、高学年、一般、一般小説、文庫(以上、3冊入り)の8種。それぞれ複数のテーマのセットを用意する。昨年は「あの時に読んだ懐かしの絵本」「ニンジャになりたいんじゃ!」「ビールにまつわるエトセトラ」などのテーマがあった。
同企画を担当する司書は「中身が分からないようになっているので、普段手に取らないような、意外な本との出合いを楽しんでほしい」と話す。「利用者からの要望に応え、新たに文庫本の袋も用意した。出先でも読書を楽しんでもらえれば」とも。
開館時間は10時~20時。月曜休館。貸し出しには市民図書館利用券が必要。なくなり次第終了。