
「ここみて!天守閣学芸員の和歌山城写真展」が9月1日、和歌山城ホール(和歌山市七番丁)で始まった。主催は公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団埋蔵文化財センター。
和歌山城天守閣でこれまで開催した行事の様子、雪化粧した天守閣、西之丸庭園の紅葉、和歌山城公園動物園、園内の生物など、過去10年間に学芸員が撮影した写真50点に解説文を添えたパネルを展示する。会場ではこのほか、天守閣学芸員の仕事も紹介する。
9月13日は、同展の開催を記念したイベントを行う。「埋門(うずみもん)」や石垣の特別公開する学芸員ガイドツアー、小中学生を対象にした遺跡発掘学芸員の仕事体験などを予定する。
同センター学芸員の谷口弥生さんは「毎日通っているからこそ見られた光景や学芸員の目線での『きれい』を集めた。たくさんの人に見てもらい、和歌山城の魅力を再発見してもらいたい。学芸員の仕事に興味のある人にも見てもらえたら」と話す。
開催時間は9時~22時。9月14日まで。