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和歌山・「有田みかん海道マラソン」、参加締め切り迫る-優勝者は韓国済洲の大会へ

風光明媚な景観を満喫しながら、激しいアップダウンに挑むランナー(過去の開催風景)

風光明媚な景観を満喫しながら、激しいアップダウンに挑むランナー(過去の開催風景)

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 日本一の生産量を誇る温州(うんしゅう)みかんの産地・和歌山県有田(ありだ)市で2015年2月8日、「有田みかん海道マラソン」が開かれる。主催は有田市を中心とする同実行委員会(有田市役所産業振興課内、TEL 0737-83-1111)。

マラソンコースとなっている「有田みかん海道」

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 同大会は山地(やまち)から宮崎町までを結ぶ5.6キロの「有田みかん海道」開通をきっかけに始まった。スタート地点のマツゲン有田球場から海を望むコースを走る10キロマラソン、2キロを走る親子マラソン、7キロを歩くウオーキングの3部門。今回で7回目。

 10キロマラソンは西有田県立公園内の尾根筋にあるミカン畑の中を走るコースで、紀伊水道が一望できる。今年は有田市と韓国・済洲の観光協会同士の交流として済洲からゲストランナーが参加。10キロマラソンの優勝者は「済州観光マラソンフェスティバル」に招待される。

 産業振興課の生駒卓司さんは「開始直後は200人程度のイベントだったが、年々参加者が増加し、昨年はマラソン参加者が700人、ウオーキング参加者が400人、計1000人以上が参加する大会になった」と話す。「10キロはマラソンコースとしては短いが、150メートルの高低差がありなかなか過酷。しかし、コースからの眺めがいいのでランナーには好評」とも。前回1位のタイムは34分10秒だった。

 参加者には当日、地元箕島漁港で水揚げしたハモを使ったハモ団子汁を振る舞う。さらに、10キロマラソンの参加者には、有田川温泉鮎茶屋(有田市星尾)の天然温泉に当日に限り無料で入れる特典も用意。

 募集期間は1月9日まで。マラソンの参加費は、一般=2,500円、高校生=1,500円で、定員は800人。親子マラソンは1組=1,000円(1組3人まで)。ウオーキングは無料で定員は300人。

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