不老橋近くにある文化施設「和歌の浦アートキューブ」(和歌山市和歌浦南、TEL 073-445-3000)に5月31日、創作カフェダイニング「MITOKI(みとき) 和歌の浦」がオープンした。
和歌山・アートキューブ2階のダイニングカフェ「MITOKI」のタパスランチセット
経営は和歌山県内を中心に和食レストランやカフェなどを運営する「信濃路」(加納)。同社が2011年にオーストラリア・ブリスベンに開いた同名の日本食レストランと同じスタイルで展開する。店名は英語の「Have a Beautiful Time(すてきな時間を過ごしてください」」の意味を込め「美時」とした。店舗面積は約21坪。席数は32席。
常務の冷水康浩さんは「海外からのお客さまの集客を検討していた時に、ブリスベン店のシェフ片岡美穂さんが帰国したため逆輸入の業態を取り入れた」と話す。
料理はオーストラリア向けにアレンジされた日本食をそのまま提供する。オーナーシェフの片岡さんは「オーストラリアでは健康に気を付ける人がとても多いため、素材だけでなく、バランスや調理法にも気を配っている。パンも店内で手ごねするなど、一手間かけておいしいものをお出ししたい」と笑顔を見せる。
メニューは「タパスランチセット」(1,000円)、「ローストビーフライスボウル」(1,000円)、「スペアリブランチ」(1200円)、「カレーランチセット」(880円)、「スライダーズ(ミニハンバーガー) サラダ付」(480円)など。
片岡さんは「ゆったりと海を見ながら過ごしていただける居心地のよい空間作りを目指す。夜の営業はパーティーなどの貸し切り対応だが、夜景がきれいなのでぜひ利用してもらいたい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~17時。火曜定休。