和歌山県内にある22の書店で7月18日、「わかやま絵本大賞2015」の読者投票受け付けが始まった。主催は一般財団法人リビングソーシャルプロジェクト(和歌山リビング新聞社内)。
同大賞は今年で3回目。昨年1年間に発行された絵本の中から、投票形式で地元書店員が絵本10冊を選出し、来店客による店頭投票で「大賞」を決定する。
本年度のノミネート作品は、「ええことするのは、ええもんや!」(えほんの杜)、「かがみのえほん きょうのおやつは」(福音館書店)、「きみがすき」(バベルプレス)、「ごめんねなんていわないよ」(文芸社)、「どうするジョージ!」(BL出版)、「パンのおうさま」(小学館)、「ぼくのニセモノをつくるには」(ブロンズ新社)、「緑色のうさぎの話」(朝日出版社)、「みんなおおきくなった」(世界文化社)、「りゆうがあります」(PHP研究所)の10冊。
参加書店の「ブックアベニュー紀州屋」(和歌山市延時)店長の井上善博さんは「今年も甲乙つけがたい珠玉の10冊がノミネートされた。ぜひ店頭で実際に絵本を手にとって、お気に入りの1冊に投票を」と呼び掛ける。「大人には絵本を読むきっかけとして楽しんでほしい。子どもたちにも本に触れて1冊を選ぶ楽しみを知ってもらいたい」とも。
投票場所は同店のほか、和歌山県内のTSUTAYA WAY各店、アラオ書店岩出店、宮脇書店和歌山店、アミーゴイズミヤ店など県内22の書店。有田川町地域交流センター(アレック)でも受け付けている。
投票締め切りは8月31日。大賞の発表は9月17日の予定。