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第2回わかやま絵本大賞は「パンダ銭湯」に-500通の読者投票で決定

大賞の「パンダ銭湯」(中央)、2位の「りんごかもしれない」(右)、3位の「かぶとむしランドセル」(左)

大賞の「パンダ銭湯」(中央)、2位の「りんごかもしれない」(右)、3位の「かぶとむしランドセル」(左)

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 9月18日、「わかやま絵本大賞2014」の大賞作品が発表となった。主催は和歌山リビング新聞社の「リビングソーシャルプロジェクト わかやま絵本大賞実行委員会」。

TSUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店内の特設売り場

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 昨年1年間に発行された絵本の中から、投票形式で地元書店員が絵本10冊を選出し、来店客による店頭投票で「大賞」を決定する同企画は今年で2回目。500通に近い投票から、2014年度の大賞作品に選ばれたのは「パンダ銭湯」(絵本館・tupera tupera著)。

 「パンダのまさかの真実にびっくり」、「この発想は無かった」、「パンダがかわいい」など、子どもから大人まで、幅広い層の支持を集めての大賞受賞となった。

 絵本館社長の有川裕俊(ありかわひろとし)さん は「『パンダ銭湯』は、静岡や九州の絵本大賞にも選んでいただいた。「本屋大賞」のような大きな賞もいいけれど、こういった地方の賞の大賞に選んでいただいて、日本の各地方地方の経済が発展していってくれるのが嬉しい」と話す。

 2位以降の順位は、2位「りんごかもしれない」(ブロンズ新社)、3位「かぶとむしランドセル」(PHP研究所)、4位「おかあさんだいすきだよ」(金の星社)、同率4位「なんでやねん」(世界文化社)、6位「からすのおかしやさん」(偕成社)、7位「ぼくって・・・」(バベルプレス)、8位「よわむしかえる」(文芸社)、9位「ぱんつくったよ。」(国土社)、10位「ぼくだってウルトラマン」(講談社)。

 参加26書店では大賞受賞の特設コーナーも設けられている。

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