和歌山公園動物園(和歌山市一番丁)で11月13日、「市民ZOOフェスティバル2016」が開かれる。主催は「わかやまフレンZOOガイド」と「動物教材研究所pocket」。
動物園を楽しい学び場とするため市民団体が協力し、年に一度開いている同イベントは今年で9回目。昨年は約2000人を動員した。
当日は、「わかやまフレンZOOガイド」のメンバーによる動物ガイドや、動物の羽根や卵などの標本をヒントに園内を巡る「見て触って体感!ハンズオン・クイズラリー」、同園のヒツジから刈った羊毛を使ったマスコット作り、同園の歴史をたどる「教えて!おもいでの動物園」などを行う。
同団体の後藤千晴さんは「メンバーが知恵を出しあって、ガイドやクイズラリーなど動物をじっくり観察したり実際に触って体感できたりするプログラムを考えた。小さな子どもから大人まで一緒に動物たちの魅力を発見したい」と意気込む。
初の試みとしてドレスコードを導入し、動物に関するアイテムを身につけて来た来園者にはポストカード進呈などの特典を用意する。
「動物好きの人はたくさんの動物アイテムを持っているはず。交流のきっかけにしたい。お気に入りのアイテムを身につけて遊びに来てほしい」と後藤さん。
開催時間は11時~16時。小雨決行。