地域交流センター 「ALEC(アレック)」(有田川町下津野、TEL 0737-52-4730)で11月20日、「えほんマルシェARIDAGAWA」が開かれる。主催は絵本まちづくり協会。
えほんマルシェの会場となる有田川町地域交流センターALECの外観
同イベントは今年で2回目。「絵本が日常になる一日」をコンセプトに、図書館前の芝生広場に、県内各地から飲食店や雑貨店など20店が出店する。来場客は絵本を読んだり、絵本作家のトークショーを聞いたりしながら、食事や買い物を楽しむことができる。昨年は約5000人が来場した。
絵本まちづくり協会の三角治さんは「昨年は町外からの来場が多く、駐車場待ちの列が高速道路近くまで伸びるほどだった。今年は臨時駐車場を増設したので、安心して来てほしい」と話す。
芝生広場ではパンやサンドイッチ、弁当、洋菓子、ジュースなどのほか、インテリア雑貨や本などを販売する。昨年は客として参加し、今年初出店する「PLUG Books」(和歌山市万町)の三木早也佳さんは「たくさんの子どもたちが絵本を手にはしゃぐ姿を見て、絵本が持つ大きな力を感じた。当日は家族で読める本や、親子で楽しめるように昔から愛されている絵本の雑貨などを販売するので、ぜひ立ち寄ってほしい」とほほ笑む。
図書館内では「えほんdeわっしょい11」も同日開催する。絵本の即売やワークショップ、読み聞かせなどが行われる。三角さんは「3000冊の絵本がそろうまたとない機会。お気に入りの一冊を見つけてほしい。絵本を片手に和歌山のおしゃれな店も楽しんでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。