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JR和歌山駅で「旅育の思い出」絵画展-乗車マナー教育の一環で

JR和歌山駅中央改札口前で始まった「旅育の思い出」絵画展

JR和歌山駅中央改札口前で始まった「旅育の思い出」絵画展

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 JR和歌山駅中央改札口前で、地元幼稚園・小学校の子どもたちが駅見学や体験乗車を通じて描いた絵画展「旅育の思い出」が始まった。主催はJR西日本。

特急くろしおのパンダシートに座った感動をつづった体験レポート(西向小学校1年生の作品)

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 参加児童は84施設合わせて2044人。「旅育」と名付けられた一連の取り組みは、子どもたちに公共交通の利用方法や乗車のマナーを楽しく学んでもらう狙いがある。実際に切符を購入して乗車を体験したり、鉄道やマナーについてのクイズなどを楽しんだりしながら学べる場を提供。その思い出を児童らが絵画に残した。2011年に始まり、今回で4回目。

 「駅員、車掌はもちろん、清掃や機械のメンテナンスなど、さまざまな職種を体験してもらっている。社会貢献活動の一環だが社員からも好評。子どもたちとの交流で、私たちも思わず笑顔になる」と同駅職員の山下篤さん。

 子どもたちの絵画には、「特急『くろしお』に設置された『特製パンダシート』に座れたことがうれしかった」という声のほか、「切符にスタンプを押してもらうことが楽しかった」「電車が電気で動いていると知って驚いた」などの感想が描かれている。特急車両「オーシャンアロー」の車両価格が1億円と知った小学6年生からは「すごいと思った」など、年齢に応じたそれぞれの学びの声も。

 同駅で待ち時間に鑑賞していた50代男性は「とても良い取り組み。子どもの時にマナーを学んでおくことは大切だ。自分の孫にも体験させたい」と感想を述べていた。

 3月23日まで。期間中に展示替えあり。閲覧無料。

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