食べる 暮らす・働く

和歌山県庁近くにステーキとプラモデルのカフェ もの作りを楽しむ場に

「ガンダム」に出てくる物をイメージして作った店内

「ガンダム」に出てくる物をイメージして作った店内

  • 164

  •  

 和歌山県庁近くの弁当店「杏亭(あんずてい)」が2階に、プラモデル作りを楽しめるカフェ「サイ賀屋(カヤ)マチ・カフェ29 with フォレスト・G・P」(和歌山市雑賀屋町、TEL 073-494-3077)を開いて1カ月がたった。

熟成葡萄(ぶどう)牛のサーロインステーキ定食

[広告]

 ステーキ弁当店「CAFE29(カフェニク)」(卜半町)の2号店。ランチ時間は肉料理を提供し、午後からはプラモデルの組み立てを楽しめるカフェ「フォレスト・G・P」として営業する。席数はテーブル23席。プラモデル工作専用スペースを設ける。

 昨年3月開催の起業体験スクール「Startup Weekend Wakayama(スタートアップウィークエンドワカヤマ)」で杏亭の社長・山本賢治さんらが企画した同店。プラモデルを作りたい友人同士や、子どもと一緒に工作を楽しみたい親子、作品を披露したいモデラーなどをターゲットにした。

 「機動戦士ガンダム」のファンだという山本さんは「店内はブリキ板や赤いテーブル席など『ガンダム』に出てくる物をイメージし、メニュー名も往年のファンの方が楽しめるよう工夫した。プラモデルに興味のない方でもカフェとしてゆったりとした時間と空間を過ごしてもらえる」と話す。

 プラモデルキットにドリンクがセットになった工作メニューは、初心者でも簡単に組み立てられる「ガンダム」のプラモデルキットを3回に分けて提供するコース(初回=500円、2回目・3回目=800円)、プラモデルキットをランナー(枠)からカットし放題のコース(500円)、プラモデルキットをじっくり完成まで取り組む「1回完成セット」(2,000円)など。

 フードメニューは「熟成葡萄(ぶどう)牛のサーロインステーキ丼」(シングル=850円、ダブル=1,450円)、「ハイメガ・サーロインステーキ丼」(4~5人前、3,900円)。ドリンクメニューはカルピスベースのカクテルドリンク「白い悪魔」、ビール「百式」、ハイボール「ソーラ・レイ」(以上600円)など。

 山本さんは「プラモデル作りを通して子どもたちにもの作りの楽しさを教えたい。大人の交流の場となり、街に開いた場所になれば」と意気込む。

 営業時間は13時~15時(月曜~土曜)、18時~22時(火曜、木曜除く)。日曜・祝日定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース