JR和歌山駅ビルの商業施設「WAKAYAMA MIO(和歌山ミオ)」(和歌山市美園町)に1月27日、野菜やフルーツを使用した洋菓子店「almo(アルモ)」和歌山ミオ店(和歌山市美園、TEL 050-3740-3588)がオープンした。経営はNPO法人「にこにこのうえん」。
「ゴボーショコラ」(左)「りんごとビーツのムース」(中央)「じゃがモンブラン」
同店は地元産の果物や、同法人が運営する農園で収穫した野菜などの食材を使った菓子を販売するテークアウト専門店。ケーキは旬の食材を使い、季節限定で豆、ブルーベリー、イチジク、大葉などの商品が加わる。
同法人理事長の吉川誠人さんは「農園で採れた野菜やフルーツを食べてもらいたい」と2016年にぶらくり丁にアルモ1号店をオープンした。吉川さんは、ぶらくり丁商店街周辺地域の活性化に取り組むまちづくり会社「紀州まちづくり舎」の社長も務め、商店街で毎月マーケットイベント「ポポロハスマーケット」などを開催する仕掛け人の一人。
メニューは、クレープ生地とスポンジ生地に小松菜を練り込んだ「小松菜クレープ包み」(366円)、リンゴとビーツのムース(352円)、ハチミツゼリーが入った「じゃがモンブラン」(389円)、「ゴボーショコラ」(371円)、米粉で作ったスポンジと豆乳クリームのケーキ(417円)、焼き菓子ギフトセット5種(954円)など。
吉川さんは「野菜スイーツを初めて食べる人に『おいしい』と言ってもらえるようなスイーツを作りたい。気軽に立ち寄れる和歌山ミオ店で試してほしい」と呼び掛ける。「ぶらくり丁店はカフェスペースもあるのでゆっくり楽しんでもらえる。和歌山駅からぶらくり丁への人の流れを作るきっかけになれば」と期待を寄せる。
営業時間は9時~20時。定休日は同施設に準ずる。