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和歌山・「宮脇書店和歌山店」が15周年 「えがないえほん」訳者招き記念コンサートも

「おはなし会」を行っている児童書コーナーでイベントの参加を呼び掛ける、社長の西田聡さん

「おはなし会」を行っている児童書コーナーでイベントの参加を呼び掛ける、社長の西田聡さん

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 和歌山市立広瀬小学校近くの「宮脇書店和歌山店」(和歌山市広瀬中ノ丁、TEL 073-422-2151)で4月15日、開店15周年記念イベント「マジックと音楽と絵本のコンサート」が開催される。経営は「ヒロカンパニー」(同)。

宮脇書店和歌山店の売り場の様子

 同店は約300坪の売り場にカフェ「Sugar&Spice(シュガーアンドスパイス)」を併設。児童書コーナーにはカーペットを敷き、ソファーを設置し、子どもたちが靴を脱いで寝そべったり座ったりできる。絵本に出てくるキャラクターグッズも販売するほか、毎月第3日曜には絵本の読み聞かせをする「おはなし会」を開催する。

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 社長の西田聡さんは「児童書は飛ぶように売れるわけではないが重視している。言葉をたくさん知ることで豊かな表現力が身に付く、子どもと言葉の最初の出合いが絵本かもしれない。大人にとっても、児童書を手に取って子ども時代の記憶がよみがえったり、幼い時に読んでもらった本と再会したりと心温まる瞬間がある」と話す。「おはなし会は幼稚園の恩師から『男性が絵本を読み聞かせする機会は少ないからやってみたら』と勧められて始めた。最初の半年ぐらいは大変だったが、今では根づいて毎月約20人前後の子どもたちが来てくれる。ボランティアで読み手を希望してくれる人も出てきた。店に職業体験で来た地域の中学生が『小学生の時におはなし会に来ていました』と話してくれたこともある。子どもたちの成長に関われることはお金に代えられない財産だ」と笑顔を見せる。

 当日は、ミュージシャン兼マジシャンで絵本「ねこのピート」シリーズや児童書「えがないえほん」などの翻訳も手がける大友剛さんをゲストに迎え、マジックと音楽のショーや絵本朗読のほか、サイン会も行う。

 西田さんは「まだまだ15年。業況的は厳しいが、和歌山に住んでよかったと思ってもらえるよう、イベントや和歌山市内無料配達など、地元だからこそできることを継続していきたい」と意気込む。

 開催時間は15時~16時。参加無料。