和歌山市・紀三井寺球場(和歌山市毛見)で4月21日・22日、近畿学生野球連盟1部春季リーグ戦第3節の和歌山大学と奈良学園大学の試合が行われる。
今年の春季リーグは4月1日に開幕。5月6日までに近畿各地で全5節が行われる。連盟にはほかに大阪大学、大阪市立大学、神戸大学など19大学の硬式野球部が加盟し、春と秋に1部から3部に分かれてリーグ戦を行う。春季1部リーグ優勝チームは明治神宮球場や東京ドームで6月に開催される「全国大学野球選手権大会」に出場できる。
和歌山大学は県内唯一の加盟大学。昨年は春季1部リーグで初優勝し、第66回全日本野球選手権大会に出場した。今年は1日・2日に神戸大と対戦に臨んだが連敗し黒星スタートとなった。
21日第1試合と22日第3試合で奈良学園大学と対戦。奈良学園大学は2009年から2016年まで同リーグを15連覇した強豪だが、昨年は和歌山大学が勝利し連覇を阻止した。
和歌山大学硬式野球部の田頭優人主将は「第1節で勝ち点を落としたが、まだ優勝は諦めていない。目先の一戦に勝利するため、選手たちが話し合い、考えて、頑張っていくしかない。紀三井寺球場でのリーグ戦は地元の熱い声援もあり、これまで負け知らず。地元の試合で流れを作り、日本一を目指していく。和歌山を熱くできるよう精いっぱい戦うので、ぜひ応援を」と呼び掛ける。
第1試合は両日共9時15分プレーボール。入場無料。