JR和歌山駅近くのみその商店街にある焼き肉店「肉小屋フィーバー たむ兄」(和歌山市美園、TEL 073-423-8828)が移転リニューアルして3カ月たった。
肉を一切れから注文できるメニューを導入し、一人でも利用しやすいことから出張で和歌山に来たサラリーマンにも親しまれている同店。旧店舗はテーブルが1台しかなく団体客の対応が難しかったため移転。隣の空物件に移った。
席数はこれまでの約2倍に当たる32席、店舗面積は約6倍の30坪になった。店主の田村浩二さんが経営していた「かき小屋フィーバー岩出店」と「炭火鶏小屋 周示(しゅうじ)」も合併し、提供するメニューの幅も増えた。
田村さんは「店は5月で3周年も迎え、ブランドも合併させて心機一転。メニューにバリエーションが増えたので、ファミリー層や団体客にも利用しやすくなったのでは。ひとり一人のニーズに応えられるようになり、客単価も少し上がった。これまでニーズを感じていた予約も受け付けられるようになってうれしい」と話す。
メニューは、タンカルビ(120円)、和牛A5特選ハラミ(300円)、上カルビ(250円)、カキ食べ放題(100分、2,980円)、やきとり(140円)、つくね(150円)、生ビール(中=500円)、日本酒(500円~)など。
移転リニューアルに伴いランチ営業も始めた。ランチメニューは、焼き肉定食(1,000円)、牛鍋定食(1,480円)、カキフライ食べ放題(60分、1,680円)、カキフライ定食(980円)、など。
店長の松川周示さんは「焼き肉と焼き鳥は1枚、1本から注文できる。好きなものを好きなように食べてもらえれば。これからも独自の仕入れルートを生かし、こだわりの食材を味わっていただきたい。予約時はメニューも要望に合わせて対応するので相談してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時、ディナータイム=17時~23時。