和歌山市加太の古民家シェアショップ「オジバ商店」(和歌山市加太)が6月4日、3周年を迎えた。
30年近く空き家になっていた築100年の古民家を再利用した同施設。カフェやアウトドア用品・雑貨などを販売する複数の店舗が週末のみ営業する。店名のオジバには「おじさん・おばさんが頑張って町を元気にしたい」との思いを込める。
同施設オーナーの井田宜子(たかこ)さんは「加太内外の人たちが自由に出店したりイベントをしたりする場所を作りたいと考えていて、この物件と巡り合った。古民家ならではの、自分のおばあちゃんの家に帰ってきたような、ゆっくりとしたくつろぎの時間を過ごしてほしい」と話す。
レトロ雑貨&カフェ「縁」のメニューは、日替わりランチ(750円)、とろーりたまごのオムハヤシ(700円)、グリーンティーセット(650円)、フィーカプレート(500円)、瓶入りラムネ(250円)、コーヒー(ホット/アイス)、紅茶(ホット/アイス)(以上300円)、珈琲フロート、クリームソーダ(以上450円)など。
7月15日には3回目となる手作り雑貨市「オジバDEマルシェ」を開催する。通常の店主に加え、一般応募の出店者が集まり同施設内に6つの小さな店が集まるほか、二胡の演奏会や縁日コーナーを設ける。
今後の展望については「『オジバ商店』を続けることでお客さまと仲良くなって、お客さま主催の音楽イベントやマーケットイベント、縁側足つぼマッサージなど開催できた。現在は、ギャラリースペースも設営中で新しい空間活用にも挑戦したい。これからもお客さまと一緒に盛り上げていきたい」と井田さん。
営業時間は土曜・日曜=9時~17時。