「未来フェスわかやま」が9月9日、和歌山城近くのコワーキングスペース「LUIDA(ルイーダ)」(和歌山市十二番丁)で開催される。主催は「未来サントラ研究所」(太田)。
プレゼンターの1人、「めぐみと森のようちえん」を運営する佐道大倫さん。
「和歌山で未来フェスを開催しよう」という同社の呼び掛けに賛同した作業療法士やソーシャルワーカー、学生などさまざまな働き方や活動を行う7人が実行委員に加わり開催にこぎ着けた。
「未来フェス」は、これからの未来に向けて何ができるか、何が必要かを語り合うトークイベント。2013年に京都で初開催し、日本各地で開催する。運営は「デジタルメディア研究所」(東京都)。
1部は、未来フェス発起人で同社社長の橘川幸夫さんを招く。橘川さんは音楽投稿雑誌「ロッキング・オン」創刊者の一人で、さまざまなメディアや商品の開発、市場調査やマーケティング調査活動を行い、1996年に同社を創業。自身の経験を基に「未来フェスで変わる地域の未来 メディアの移り変わりから教育まで幅広く」をテーマに講演する。
2部は、実行委員が推薦する12人が自分の活動を通じて地域をどうしていきたいか、どんな思いで取り組んでいるかを15分間でプレゼンを行う。プレゼンターは、和歌山市・岩出市周辺で「めぐみと森のようちえん」を運営する佐道大倫さん、片男波でビーチヨガを行うヨガ教室「BLUE」を運営する森田清史さんのほか音楽バーオーナー、医師、絵描き、マジシャンなど。
実行委員長の澤田淳さんは「さまざまな活動をする現場の人から、それぞれの思い描く理想の未来を聞ける。自分たちの街のためにできることのヒントが得られるはずだ。参加者とプレゼンターが情報を共有し、つながりを作る場にしたい。専門分野を超えたつながりで、それぞれの活動が活性化されていく。多様なプレゼンターの話を聞いて、一緒に和歌山の未来を考えていきたい」と意気込む。
開催時間は、第1部=10時~12時、第2部=12時30分~17時。参加費は、第1部・第2部通し=2,500円 (前売り=2,300円、学割=1,000円)、第1部のみ=2,000円(前売り=1,800円、学割=1,000円)、第2部のみ=500円。