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和歌山で「こどもピースフェスタ」 子どもたちが多彩なパフォーマンス披露

昨年の会場の様子

昨年の会場の様子

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 「こどもピースフェスタ2018」が9月2日、県民交流プラザ「和歌山ビッグ愛」(和歌山市手平)で開催される。

紙芝居「和歌山大空襲」の読み聞かせ(昨年の様

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 親子で人権や平和について学ぶ同イベントは、昨年に続き2回目。昨年は親子連れを中心に約800人が訪れた。

 ステージでは、子どもたちのパフォーマンスが増加。「けん玉パフォーマンス」「こども落語」「こどもマジックショー」、子ども英語教室によるパフォーマンス、高校生バンドの演奏などを披露する。国際的な視点から、朝鮮初中級学校の生徒による「日本の歌・朝鮮の歌」、国際協力機構(JICA)による「民族衣装ファッションショー」なども行う。昨年に続き、紙芝居「和歌山大空襲」の読み聞かせとパネル展も開催する。

 会場内では、子ども店長によるアクセサリー作りワークショップやゲームコーナー、ジャンボかるた、ドミノ遊び、マジック体験などができる。カンボジアの小学校建設の資金集めや現状を知ってもらうための活動をする信愛女子短期大学付属高校「GAC(グローバル・アクティビティー・クラブ)」のブース、和歌山大学生による「今と昔の戦争を考える」コーナーなど、国際社会や平和について考える機会を提供する。飲食コーナー、フェアトレードの店なども。

 実行委員長の芝野絢子さんは「昨年は『生徒たちの活動を発表する場ができてよかった』『こども店長のお店でよい体験ができた』『子どもとの距離が近くていい』などの反響をいただいた。今年は新たな出展者・出演者も増えている」と話す。「子ども自身が自分を好きになって、同じように周りの人を大事にすることが平和につながる。子どもから大人までステージやブースでさまざまな企画を行うので、親子で一緒に見て聞いて感じて、楽しんでもらいたい。人として大切にされることや平和について新しい気づきになればうれしい。さまざまな人、団体と関わりを広げながら毎年続けていきたい」と意気込む。

 開催時間は10時~15時。入場無料。

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