ワークライフバランスについて考えるミニフォーラム「ワーク・ライフ・バランスで生き活き!企業づくり・人づくり」が4月19日、和歌山ビッグ愛(和歌山市手平)9階の和歌山県男女共同参画センター「りいぶる」で開催される。主催はわかやま勤労者マルチライフ推進ネットワーク。
ワークライフバランスとは、仕事と生活の調和を意味する言葉。充実感を持って働きながら、家庭や地域活動での希望を実現させることを指す。現代社会は仕事と生活とのバランスが取りづらいとされ、全国でワークライフバランスを推進する取り組みが行われている。
同フォーラムでは、和歌山県でワークライフバランスを進めて成功した企業や個人の事例を取り上げ共有する。
第1部では「頑張っています!営業女子」というタイトルで、女性中心のコミュニティーの事例を報告。する。登壇するのは、大阪の企業で働きながら「営業部女子課」の和歌山支局特派員として活動する平井美那子さん。
「営業部女子課は、営業職の女性が自主的に情報交換したり勉強会を開いたりしている。営業の仕事をする女性は少ないが、会社の枠を超えて集まることで刺激を受けられる」と活動の意義を話す。「女性は仕事と結婚・出産の二者択一になってしまいがち。同じ職場で、どうすればこれからも同じように働き続けられるか、今回のフォーラムでいろいろな人に意見を聞きたい」とも。
第2部ではパネルディスカッションを行う。企業経営者や大学生、地域活動に取り組む人たちが登壇する。コーディネーターはわかやまNPOセンター4事の志場久起さん。
開催時間は13時30分~15時30分。参加無料。定員は60人。