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和歌山・みなべ町が梅のレシピ本 梅農家や高校生らが考案

31日分の梅を使ったメニューが掲載されたレシピ本

31日分の梅を使ったメニューが掲載されたレシピ本

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 梅を使ったレシピ本「まいにち元気 31日の梅レシピ」が1月、発行された。発行はみなべ町うめ課(TEL 0739-33-9310)。

大粒で果肉の厚い実を付ける「南高梅」の花(南部梅林)

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 和歌山県は全国の梅の収穫量の約6割を占める梅の産地。同町は県内でも特に梅の栽培が盛んで、全国で唯一の「うめ課」がある。

 同書は「若い女性や子育て中の夫婦などに、日本の伝統食の梅を身近に感じ、毎日の食卓で食べてほしい」と制作した。レシピは、同町の梅農家グループ6団体と県立南部高校(同)の7グループ、フードスタイリストの飯島奈美さんが考案した。

 同課の中田紗希さんは「『梅干しは苦手だが健康にいいから食べられるメニューを探したい』『梅干しをそのまま食べる以外の使い方を知りたい』とレシピ本を手に取る方が多い。梅酢唐揚げや梅の炊き込みご飯など、昔から食べられていて手軽に作れるメニューが好評。和風のものから『梅酢カルボナーラ』など洋風のものまでバリエーションをそろえたので毎日の料理に役立ててもらえれば」と話す。

 仕様はA5版54ページ。同町うめ課、うめ振興館(谷)で無料配布するほか、ウェブサイトからダウンロードできる。

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