和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」がデザインされた「オーカード」が現在、スーパーマーケット「スーパーセンターオークワセントラルシティ」和歌山店(和歌山市小雑賀)「パームシティ」和歌山店(中野)「スーパーセンターオークワ」南紀店(新宮市佐野3)の3店で限定発行されている。経営は「オークワ」(和歌山市中島)。
オークワの創業者大桑勇の名前にちなんで名付けられた日本酒「大勇」
オーカードは同社店舗で使える電子マネー機能付きポイントカード。商品購入200円ごとに1ポイントたまり、1ポイント=1円で支払時に利用できるほか、現金に交換できる。
特別デザインのカードは、同社創立60周年の記念事業の一環。きいちゃんオーカードは、2014年の「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」以来5年ぶり。前回のカードは通常のオーカード表面にきいちゃんが顔を出したようなシンプルな構図だったが、新デザインは背景に和歌山城や緑、地平線の向こうにクジラなど和歌山を連想させるイラストを配置し、きいちゃんは手に和歌山ラーメン、足元には紀州手まりなどの名物が並ぶ。
同社は1938(昭和13)年に創業者の大桑勇さんが、前身の衣料販売店「大桑呉服店」を熊野市(三重県)に開店したのが始まり。1959(昭和34)年に県内初のセルフ式スーパーマーケット「主婦の店 新宮店」をオープンし、1969(昭和44)年に株式会社「主婦の店オークワ」を設立し、2000年に現在の「オークワ」に社名変更。「オークワ」「スーパーセンター」「メッサ」「プライスカット」「パレマルシェ」など、和歌山を中心に大阪、奈良、兵庫、三重、愛知、岐阜、静岡で合計161店舗を展開する。
創立日の2月21日から記念事業をスタート。大桑勇さんの名にちなんで名付けた日本酒「大勇」などの記念商品の販売、工場見学ツアーや抽選企画、食と暮らしの大博覧会などのイベントを来年2月まで行う。
同社広報課の衣笠武志さんは「お客さまに支え続けていただいて60周年の大きな節目を迎えられた。感謝の気持ちを込めて約1年間を通じてさまざまな形で皆さまに還元していく。県民に人気のきいちゃんとコラボしたことで、親近感を感じていただければ。これからも成長し地域の発展に貢献していきたい」と意気込む。
発行無料。限定2万枚。