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和歌山の子育て女性支援NPOが「保活」支援冊子発行 職場復帰を応援

冊子を手にするホッピングのメンバー

冊子を手にするホッピングのメンバー

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 保育施設に子どもを入園させる活動(=保活)を支援する冊子「保活支援のためのCheck list book(チェックリストブック)」をNPO法人「ホッピング」(和歌山市雑賀町、TEL 073-425-8789)が6月5日に発行した。

ドレミひろばでの「保活・両立相談」の様子

 同NPOは子育て中の母親たちが地域や社会と関わる機会をつくり、能力を発揮していく支援活動に取り組み、和歌山市から地域子育て支援拠点「ドレミひろば」の運営と企画を委託されている。最近は産前産後休業中・育児休業中の利用者から保活や仕事復帰の相談が増えてきたという。

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 「働きつづける意志がありながら、結婚・出産・保活をきっかけに退職してしまうのはもったいない」と、昨年秋より企業と従業員を支える「保活支援・定着支援サービス」を開始。その一環で今回、冊子を発行した。

 冊子には、妊娠中から職場復帰までの準備を記載。家族、保育園、職場・仕事、申請・お金など項目ごとにいつ頃にどんな準備や話し合いが必要かを示す。保育施設のページでは、認可施設と認可外施設の違いなど、選ぶためのアドバイスを掲載。施設を比較できる「保育施設見学チェックシート」を7ページ用意し、見学時に必要項目を記入することで、自分たちに合った施設を選べるようにした。

 事務局長の南多恵さんは「ホッピングのメンバーは子どもを施設に預けて働いているので、その経験から意見を出し合い、さらに他のママの意見も聞いてチェック項目を作成した。移動距離や駐車場など地域の状況をリアルに反映した冊子になっている」と話す。「施設の見学は子どもが生まれてから行くより妊娠中に行く方が楽だが、あまり知らされていない。申請書の配布は10月から始まるが、見学は夏休み前に行った方が良いなど、初めての人は分からないことがたくさんある。相談にも乗っているので、この冊子も活用してもらい、スムーズな保活と職場復帰につなげていきたい」とも。

 A5判14ページで、価格は100円。ホッピング事務局で販売する。

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