JR西日本和歌山支社(和歌山市吉田)のオリジナル制服を着るキャラクター「鉄道むすめ・黒潮しらら」が衣替えをした新イラストが6月20日公開された。
6月22日に和歌山駅で開催された総合車両製作所の「金沢あるみ」と「黒潮しらら」のコラボイベントの様子
しららは、県内では和歌山電鉄の「神前みーこ」に続く2人目の「鉄道むすめ」のキャラクター。白浜駅の運輸管理係(駅員)の設定で、同駅が夏季にアロハシャツで業務を行うことから、しららは青のアロハシャツを着用している。
今年の白浜駅の衣替えは6月1日、アロハシャツは青と赤の2色展開で、赤は特に女性駅員から人気があるという。6月20日には、しららが赤いアロハシャツを着用し、パンダを抱いた新イラストを公開した。JR西日本福知山支社のキャラクター「城崎このり」のイラストレーター「JSK」さんが手掛けた。ツイッターに投稿された新イラストは、400以上のいいねを集め、200以上リツイートされた。
同社の山野有加さんは「しららはJR初の『鉄道むすめ』で、登場時から多くの人に愛され、ほかのキャラクターとのコラボ企画も多い。新しいイラストを公開するとほかの鉄道事業者からも『かわいい』などコメントを頂き、鉄道関係者からも意識されていると感じる」と話す。「ファンの人からは『作家さんが変わったけどかわいいから許す』などメッセージをもらいうれしい。しららの元気はつらつなイメージを残しながら、優しい温かみのあるキャラクターになった。今回はパンダが前に出てきたのもポイント」とも。
※「城崎このり」の名称を訂正しました(7月17日 9:00訂正)