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和歌山・海南で「やきとリンピック」 焼き鳥祭典が関西初上陸、全国から16店集う

(左から)田村さんと海南市のマスコットキャラクター「海(かい)ニャン」、海南市役所の井村さん

(左から)田村さんと海南市のマスコットキャラクター「海(かい)ニャン」、海南市役所の井村さん

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 焼き鳥の祭典「第13回全国やきとリンピック in 海南」が10月12日・13日、「海南保健福祉センター」(海南市日方)前で開催される。主催は海南市や同市観光協会、紀州漆器協同組合など13団体でつくる実行委員会。

「第13回全国やきとリンピック in 海南」のチラシ

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 同イベントは「焼き鳥を世界に通じる食文化に」を合言葉に、「全国やきとり連絡協議会」(東京都)が2007(平成19)年に初開催し、毎年約6万人超の参加者が集まる。2017(平成29)年にはイタリア・フィレンツェで開催した。関西では初の開催。

 当日は、北海道や長野県、山口県、福岡県などから16の焼き鳥店が出店。そのほかJR海南駅前周辺では「かいなん産業フェスタ」が開催され、紀州漆器や特産品の家庭用品、地酒、農水産品などの特産品ブースや、グルメブースなど約45店舗が出店する。

 「紀州漆器協同組合」専務理事の田村彰男さんは「イベントで自分のお気に入りの焼き鳥を見つけてもらいたい。紀州漆器など、海南の特産品も味わってほしい」と呼び掛ける。

 「全国やきとり連絡協議会」代表理事の日疋(ひびき)好春さんは「ヨーロッパでは16世紀から陶器と言えば『China』、漆器と言えば『Japan』と言われており、海南市の紀州漆器は非常に魅力がある。食だけでなくテーブルコーディネートを通して芸術性を意識し、焼き鳥と紀州漆器のコラボレーションに新しい可能性を感じる。たくさんの人に焼き鳥を楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は10時~17時。

※台風の接近にともない、中止が発表されました(2019年10月9日 18時30分追記)

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