トークイベント「和歌経文化センター」が12月1日、コワーキングスペース「コンセント」(和歌山市万町)で開催される。主催は和歌山経済新聞(以下、和歌経)を運営する「Loocal(ルーカル)」。
会場のコワーキングスペース「コンセント」で開催されたイベントの様子
読者と編集部員が交流を図る目的で開催する同イベントは今回で7回目。「毎日新聞vs和歌山経済新聞 2019年和歌山のニュース10番勝負」と題し、毎日新聞和歌山支局長の木村哲人さんをゲストに迎え、平野隆則和歌経編集長と共に、それぞれの新聞から選んだ今年の和歌山のニュースベスト10を紹介する。
木村さんは岩手県出身。1993(平成5)年に毎日新聞に入社し、鳥取支局や大阪、富山、福岡、東京などで勤務。今年和歌山支局長に着任した。和歌山での勤務は初。
木村さんは「『活字離れ』とよく言うが、新聞を身近に感じてもらうのが難しい時代になったと日々、実感している。特に若者が手にすることが少なくなっているようだ。新聞の魅力はどこにあるのか。和歌山経済新聞さんと一緒に、その答えをたぐり寄せられるような機会にできれば」と話す。
平野編集長は「2017年に前支局長の麻生幸次郎さんをお招きして10番勝負を初開催したところ、参加者に好評だった。新支局長が就任した今年、改めて大先輩の木村さんの胸をお借りして、和歌山のニュースを掘り下げたい。木村さんは初めての和歌山勤務なのでフレッシュな視点から他都市との違いなども伺いたい」と意気込む。「前回の参加者からも『こんなニュースがあったなんて知らなかった』と驚きの声があった。1年を振り返るきっかけになれば」とも。
開催時間は17時~19時。参加費は500円(ワンドリンク付き)。