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和歌経文化センターで「穴場会議」 編集部員がお薦めスポット紹介

和歌経文化センターで記者や参加者がやりとりする会場

和歌経文化センターで記者や参加者がやりとりする会場

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 トークイベント「第6回和歌経文化センター わかやま穴場会議」が12月15日、コワーキングスペース「コンセント」(和歌山市万町)で開催された。主催は和歌山経済新聞(以下、和歌経)を運営する「Loocal(ルーカル)」。

穴場スポットとして紹介した「有田川町のヒガンバナ」

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 和歌経創設5周年を記念し、読者と編集部員の交流を目的に開催した同イベント。この日は22人が参加した。

 当日は平野隆則編集長が前日に公開した年間ランキングを紹介し1年を振り返った。その後、ウェブ制作会社「BEE(ビー)」社長の久保田善文さんを聞き手に迎え、5年間に配信した1200本以上の記事から、編集部員が「県外の人はもちろん県内の人にも一度は訪れてほしい穴場スポット」を紹介した。

 紹介したスポットは、冬季限定オープンのラーメン店「ラーメン倉庫」や絵本作家のサインが集まった図書館の壁、ガソリンスタンドに併設する荒物雑貨店、有田川町のヒガンバナのレッドカーペット、和歌浦天満宮で振る舞われる特製梅酒、無人島の海水浴場など10カ所以上。会場からは「知らなかった」「行ってみたい」などの声が上がった。

 久保田さんは「和歌山城など有名な観光スポットも、石垣に注目したり、人型の木の根を探したりと見方を変えることで穴場として楽しめる。和歌山経済新聞の5年間の取材経験から新しい視点を紹介してもらい街の見方が変わった」と話す。「会場の皆さんからの意見を聞いても改めて和歌山にはまだまだ魅力的なスポットがあると実感できた。来春リニューアルする県のウェブサイト『穴場和歌山』に今日のお勧め情報をまとめたい。ユーザー参加型サイトなので皆さんも投稿してほしい」とも。

 平野編集長は「和歌経は平日1本、5年で1200本と記事数は多くないが、インターネット上に残りずっと読めるのがいいところ。街を記録しアーカイブする自分たちなりの地域貢献として、好奇心を原動力に取材を続け10周年を目指したい」と意欲を見せる。

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