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和歌浦天満宮で初詣客に特製梅酒振る舞い 道真公の歌にちなみ

みこの振る舞う梅酒を味わう参拝者

みこの振る舞う梅酒を味わう参拝者

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 和歌浦天満宮(和歌山市和歌浦西)で1月1日~3日、初詣の参拝客に特製梅酒の振る舞いが行われた。

参道に沿って並ぶ梅の木と初詣の参拝者の列

 菅原道真を祭る同神社。道真は京都から大宰府に向かう際、「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」との歌を残し、ウメの花をめでたという言い伝えにちなみ、参道沿いにウメの木を植えている。同神社は、このウメの実を6月ごろに収穫し、宮司の小板政男さんが漬けて梅酒を作り、祈願して参拝者に振る舞う。今年は約20升の梅酒の半分を初詣に振る舞った。

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 小板さんは「梅と焼酎に氷砂糖をたくさん入れて、女性など多くの人に飲んでいただけるよう甘くしている。ウメや漢詩、漢文、書道など道真公のご神徳を伝える一環として行っている。一人でも多くの人に道真公のことを知ってもらえたら」と話す。

 地元女性の一人は「毎年初詣に来ている。ここの梅酒を飲んでから梅酒のおいしさに気付いた。普段はあまりお酒を飲まないが、ここの梅酒はおいしい。この梅酒よりおいしいものはまだ見つかっていない」と笑顔を見せていた。