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和歌山の地域情報アプリ「有田ラボ」が1周年 店舗やイベント情報、クーポン配信も

スマートフォンアプリ「有田ラボ」

スマートフォンアプリ「有田ラボ」

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 有田地方の地域情報アプリ「有田ラボ」が4月、配信1周年を迎えた。運営は「オレンジライフ」(有田川町野田、TEL 0737-52-6788)。

アプリを提供する「オレンジライフ」の下出さん(左)

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 同社は1945(昭和20)年に葬儀店として吉備町(現・有田川町)で創業。現在は有田地方で葬祭業を中心に、カフェバー「GOLDEN RIVER(ゴールデンリバー)」(長田)や「オレンジカフェ」(下津野)などの飲食店も経営する。

 同アプリは、有田地方の店舗情報やイベント情報を発信するほか、クーポンやスタンプカードを備える。同社によれば、昨年4月1日に配信を開始し、ダウンロード数は5300以上で、加盟店は180店以上、デイリーアクティブユーザーは600~800人という。

 同社の下出高広さんは「有田のイベント情報や店を紹介することで、地域活性化したいと思いアプリを開発した。1年がたち、加盟店からニュース配信依頼やクーポン配信依頼が来るようになった。毎日使ってくれる人がたくさんいるので、地域に浸透しつつあると実感している」と話す。「地域イベントとコラボして、加盟店の連動イベントやスタンプラリーも検討している。アプリをきっかけに地域の店や皆さんと交流を深めていきたい」とも。

 加盟店のパン店「グランアヴニール」(長田)店主の児島啓太さんは「オープン時の宣伝に効果があり、その後の店のイベント等でもお世話になっている。最近は沢山のお客さんが利用されているので、告知効果が高い」と話す。

 アプリはGoogle PlayとApp Storeで無料配信している。

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