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和歌山・有田川町の食堂「赤玉」70周年 わさびすしテークアウトも

赤玉三代目店主の西林和高さん

赤玉三代目店主の西林和高さん

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 有田川町・清水消防署近くの食堂「赤玉(あかだま)」(有田川町清水、TEL 0737-25-0371)が4月、オープン70周年を迎えた。

創業70周年を迎えた赤玉の「わさび寿司定食」

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 三代目店主の西林和高さんは同町出身の42歳。調理師専門学校を卒業後、大阪などの飲食店で修業し、2005(平成17)年から同店の調理場に立ち、2010(平成22)年に店を継いだ。店舗面積は約120坪。席数は、テーブル席12席、カウンター席8席、座敷席16席。個室2室と40人までの利用に対応する宴会場も備える。

 メニューは、和歌山県産のワサビの葉でサバやアユ、すりおろしたワサビを包んだ郷土料理「わさび寿司(すし)」の定食、あまごお造り定食(以上1,200円)、あまご定食、あゆ定食(1,400円)、和歌山ミックスフライ定食(1,450円)、しし鍋定食(2,200円)、「山椒(さんしょう)和歌山ラーメン」(700円)など。わさびすしはテークアウトできる(5個入り=800円、12個入り1,920円)。

 西林さんは「初代は地域密着の店作りを行い、二代目は観光客のもてなしにも力を入れてさらに愛される店になった。私も二代目同様、皆さまに愛される店を目指している」と話す。「70年間で印象的だったことはテレビ番組『秘密のケンミンショー』でわさびすしが取り上げられたこと。反響が大きかったことに加え、応援してくれる皆さまの声で出演できたことに感謝している。名物のわさびすしをぜひ味わってほしい」とも。

 同町在住の20代女性は「テレビで紹介されていたわさびすしを食べたくてきたが、ワサビの爽やかな後味が癖になるおいしさだった。持ち帰りできるのもうれしい」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時~14時、ディナータイム=17時~21時。水曜、第1・第3木曜夜営業定休。

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