だまし絵を用いた「3Dアート乗車位置案内」が12月22日、JR和歌山駅1番乗り場に描かれた。
同案内は、中央改札付近の1番乗り場で、京都・大阪方面の特急くろしおの乗車位置を表したもの。視覚の錯覚を用い、利用者には停車する車両と現在地が立体的に見え、自由席や目的の車両と現在の位置関係を示す。
くろしおは自由席の乗車位置が改札から離れ、階段が視界を遮ることから、自由席の乗車位置の問い合わせが多く、駅員と工務部門が知恵を出し合い、制作したという。
JR西日本和歌山支社総務企画課の島田真衣さんは「JR西日本エリアでは数例あるが、和歌山エリアで3Dアートを用いた案内表示は初めて。ほかにも駅員のアイデアでちょっとした遊び心を入れた表示なども行っている。コロナ禍でも駅を少しでも楽しみ、わかりやすくご利用いただければ」と話す。