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イチゴ大福「熊野詣」予約販売へ 和歌山の農園が熊野古道にちなみ企画

イチゴ大福「熊野詣」

イチゴ大福「熊野詣」

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 世界遺産・熊野古道にちなんだイチゴ大福「熊野詣(くまのもうで)」を現在、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で販売している。

「熊野詣」を手にした平安衣装姿の女性

 同菓子は、熊野詣でに訪れた皇族女性がまとった平安衣装を模したイチゴ大福。果汁を練り込んだイチゴあんを使った大福の胴の上に、イチゴを顔に見立て載せ、もなかの皮で作った市女笠(いちめがさ)とぎゅうひあめで作った衣被(きぬかずき)をかぶせる。

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 田辺市出身でイチゴを栽培する「農産物加工品研究所 中野農園」(田辺市目良)園主の中野員孝さんが、熊野地方の観光客減少を知り、田辺の文化に沿ったイチゴ大福を作りたいと企画。「貼雑デザイン事務所」(和歌山市十番丁)がデザインし、熊野詣での宿場町だった田辺市の「菓匠二宮」(田辺市下屋敷町)が製造する。

 店主の二宮茂樹さんは「見た目がかわいく、モナカの皮とイチゴ大福の食感が良い。12月~5月の連休明けごろまで作っていきたい」と話す。

 中野さんは「イチゴ大福が大好きで、おいしさを追求した。イチゴは、雨などで味にばらつきが出ることがある。白あんが主流だが、どんなイチゴにも合うように酸味を生かしたいとイチゴあんで大福を作ってもらった」と話す。「地元の文化を菓子で表現したことが珍しいと興味を持っていただく。熊野詣でに来た際には、宿場町の田辺市、菓匠二宮に寄って、闘鶏神社から始まる熊野詣でに出発してもらえたら」と呼び掛ける。

 2月12日まで。4月1日からは菓匠二宮で販売する。