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和歌山・白浜のゲストハウス「入江宿」がランチ営業 スパイスを交流のきっかけに

「エビと合い挽きミンチのココナツキーマカレー」(サラダ、アイス付き)

「エビと合い挽きミンチのココナツキーマカレー」(サラダ、アイス付き)

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 白浜駅近くのゲストハウス「入江宿(いりえやど)」(白浜町堅田、TEL 0739-33-7393)が4月8日、ランチ営業を始めた。

スパイスカレーを調理する店主の岩崎勇樹さん

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 35年間営業した喫茶店「オレンジ」を宿泊者向けに改修し、2019年に開業した同施設。1階は元喫茶店のカウンターを生かしたカフェバー「オレンジ」として営業してきた。スパイスカレーの提供をきっかけにランチタイムの営業を開始した。

 スパイスカレーは、店主の岩崎勇樹さんが13種類のスパイスを使い、素材に合わせて調理する。ターメリック、コリアンダー、カイエンペッパーなど11種類のスパイスを使うチキンカレーとココナツミルク、ブラックペッパーなど7種類を使うエビと合いびきミンチのココナツキーマカレー(以上、サラダ、アイス付き1,200円)を提供する。ドリンクは、ジンの「香立」「香の森」(以上900円)、「季の美」(1,200円)など。コーヒー、自家製レモネード(以上400円)なども用意する。

 岩崎さんは「バーで提供する全国42種のジンと合う料理を提供したくて、辛味・苦味のあるスパイスカレーを研究した。スパイスがしっかり効いたチキンカレーが人気だが、香辛料が苦手な人にはココナツミルクを加えてマイルドなキーマカレーがお薦め」と話す。「日中にも店の雰囲気を楽しんでいただけるよう、ランチ営業も開始した。旅行者と地元民の交流のきっかけになれば」とも。

 白浜町在住の30代男性は「仕事の合間に店に来ているが、スパイスカレーを試作している時から友人数人と一緒に来ていて、来る度に味がよくなっている。日本のカレーのようなとろみはないが、スパイスがしっかり効いている」と話す。

 営業時間は、カフェ=11時30分~14時、バー=18時~22時30分。月曜定休。

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