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和歌山・白浜にゲストハウス「入江宿」 地元の憩いの喫茶店を改修、カフェバー営業も

35年間親しまれてきた喫茶店のカウンターを生かしたカフェバーコーナー

35年間親しまれてきた喫茶店のカウンターを生かしたカフェバーコーナー

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 白浜駅近くにゲストハウス「入江宿(イリエヤド)」(白浜町堅田、TEL 0739-33-7393)がオープンして1カ月がたった。

宿泊客にお薦め観光スポットを紹介する岩崎さん

 35年間営業した喫茶店「オレンジ」の物件を、宿泊者向けに改修した同施設。1階に共有スペースのラウンジ、元喫茶店のカウンターを生かしたカフェバー「Orange(オレンジ)」、共有キッチンなどを設ける。宿泊部分は、2階と離れに和室3部屋、洋室2部屋の全5部屋を備え、共有シャワールームを設ける。最大宿泊人数は17人。駐車場は5台。近隣には温泉施設「とれとれの湯」がある。

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 オーナーの岩崎勇樹さんは新宮市生まれ・由良町育ち。由良町役場で6年間、職員として空き家問題に取り組んだ。空き家の有効活用と地域活性化を考え、退職し、自らの手で改修工事を行い、現在はバーベキューができるテラスを製作している。

 岩崎さんは「この物件は跡継ぎがなく空き家になった。改修工事をしていると、喫茶店のなじみ客だった地元の人が声を掛けてくれて、『店ではこの席に座っていた』など思い出話を聞かせてくれた。地元の人の憩いの場だったと感じた」と話す。「白浜町でも空き家は増えているが、この物件のように地元の人に愛されながら、やむを得ず廃業した物件がある。ここを起点に2軒、3軒と地元と旅行者のつながりを生む新しい交流の場を作っていきたい」と意気込む。

 営業時間は、カフェ=14時~18時、バー=18時~23時。宿泊料金(一人1泊)は、和室=6,000円~、洋室7,000円~。

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