和歌山市立河北中学校近くの国道26号線沿いに7月8日、長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット和歌山北店」(和歌山市狐島字宇治部、TEL 073-457-2565)がオープンした。経営はリンガーハット(東京都品川区)。
リンガーハットは1974(昭和49)年に長崎県で1号店がオープンし、国内外に店舗を拡大。同店は和歌山県の1号店で、チェーン全体では559店舗目となる。店舗面積は63.4坪。席数は70席。駐車場は60台分を用意する。
メニューには契約農家で栽培された国産野菜を使用。「長崎ちゃんぽん」(565円)に7種類255グラム、「野菜たっぷりちゃんぽん」(710円)に7種類480グラム、夏限定の「冷やしちゃんぽん」(699円)にも7種類210グラムの野菜が使われているという。
調理はニューオペレーションシステム(NOS)を採用することで機械化を進める。鍋の動きを自動化し、調理時間や温度管理を「徹底」。どの店でも常時、同じ味をより早く提供できる仕組みを備えているという。
寒川輝一店長は和歌山県出身。「和歌山には独自のラーメン文化があるため受け入れられるか心配だったが、プレオープンでは麺に高評価を得られたので自信を持っている」と意気込みを見せる。
オープンと同時に入店した40代の女性は「たまたまホームページを見て開店を知り、混雑する前に行きたいと思った」と来店のきっかけを話す。終日無料のちゃんぽん麺増量サービスに関心を示し、「お得なので、次は子どもを連れて来る」とも。
ちゃんぽん以外の主なメニューは「長崎皿うどん」(606円)、「ぎょうざ」(5個、258円)、「梅しらすごはん」(154円)、「食べるミルクセーキ」(レギュラー=258円)など。
営業時間は11時~23時。