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JR和歌山駅近くにドライフラワー店「リトルウィッチ」 根来から移転、ブーケやリースも販売

店主の山下正登さん(右)と母・智子さん

店主の山下正登さん(右)と母・智子さん

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 ドライフラワー店「リトルウィッチ」(和歌山市太田、TEL 073-471-7775)が4月3日、根来からJR和歌山駅近くに移転オープンした。

常時100種類以上のドライフラワーが並ぶ店内

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 同店は、店主・山下正登さんの母・智子さんが21年前にカントリー雑貨やドライフラワーを販売する雑貨店として開業。移転前は根来寺(岩出市)前で営業し、墓参り客向けに生花も販売した。

 実家を離れて高野山の寺院で働いていた正登さんは、花に関心が高いことに気付き、生け花を学び、「華道高野山師範」を取得。10年前から智子さんと共に店に立ち、ドライフラワーの製造と販売に力を入れている。

 約15坪の店内に常時100種類以上のドライフラワーをそろえる。一本150円~。現在はベニバナやシャクヤクのほか、6月中旬まではスモークツリーなどを並べる。店内のドライフラワーの約7割は正登さんが生花から製造する。成人式やブライダル、七五三、誕生日などの贈答のほか、店舗の装飾など、ニーズはさまざまという。

 正登さんがスワッグ(壁飾り)とブーケ作りを担当し、智子さんがリースを担当する。月1回「cafeプチルポ」(田辺市)でスワッグ作りなどのワークショップを開いている。

 正登さんは「初めのころはドライフラワー作りに失敗することもあったが、経験を積み重ねて安定して製造できるようになった。6割くらいは輸入の花を扱うので、国内では珍しい花が多い。自分が納得できる品質の花を仕入れ、お求めやすい価格で提供するのがモットー。『自分にあげるつもりで花束を作る』が家訓なので心を込めて販売している」と話す。

 智子さんは「取引先の協力やお客さまの口コミでさまざまな人にご来店いただき、本当にありがたい。和歌山市内の常連も多く、移転に歓迎の声をいただいたので、地域密着で営業していきたい。自宅で過ごす機会が増えたので、花を見て心の癒やしにしてもらえれば」と話す。

 営業時間は9時~18時。木曜定休。

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