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「和歌山電力」がコロナ禍の地元店を応援 レシートで特産品など進呈

ポスターを手に持つ和歌山電力・名古さん

ポスターを手に持つ和歌山電力・名古さん

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 和歌山電力(和歌山市塩屋5)が現在、地元商店のレシートで応募すると和歌山にちなんだ賞品を抽選で進呈する「地元のお店に行こう!和歌山レシートキャンペーン」を展開している。

アドベンチャーワールドのパンダ「楓浜(ふうひん)」(左)と「良浜(らうひん)」

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 電力販売先の店舗経営者が苦しむ声を聞き、利用客が減少する店舗を応援しようと企画した同キャンペーン。コロナ禍の長期化で「継続できる対策がしたい」と、毎日の買い物で地元店の利用を促進し、地域経済の活性化を狙う。

 同社によると、6月1日現在の応募レシート平均額は約2,600円という。和歌山市民36万人のうち10人に1人が1回でも地元消費を行った場合、年間11億円以上の消費支出が増加すると試算している。今後は対象地域拡大を視野に入れる。

 応募方法は、参加協力店で商品などを購入した500円以上のレシートか領収書を撮影し、専用サイトから送信する。抽選で進呈する賞品は、Meat Factory(和佐関戸)の8,000円相当の熊野牛や玉林園(出島)の抹茶ソフトクリーム「グリーンソフト」ギフトカード、アドベンチャーワールド(白浜町)のペア入園券、「キクロン」(海南市)のキッチンスポンジなど。

 参加店は、和歌山市内の飲食店や薬局、アパレルショップ、書店、自動車販売店、温泉施設、タクシー会社など400以上。

 和歌山電力コミュニケーションデザイン部の名古のぞみさんは「ニックネーム、メールアドレス、レシート写真のみで、気軽に参加できる。和歌山を元気にするためにも、地元のお店を訪れ、魅力を再発見するきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。

 社長の山口高史さんは「これまで地域を支えてきたお店に少しでも恩返しができればと願っている。感染症の影響は収束後も続く可能性があり、『せっかくなら地元の店で』の行動様式が定着することが大切。多くの人にぜひ参加してほしい」と話す。

 応募期間は7月11日まで。

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